北海道の地理
北海道は、日本国の最北端に位置する地方公共団体
- 北海道(本島)
- 面積 77,981.87km²
- 最高標高 2,290m
- 所属国・地域 日本
この北海道1道のみで構成される地方を北海道地方といい、面積83,456.58km²、日本の総面積の約2割超(22.9%)を占める。
北海道はまた、島の名でもある(明治以前は蝦夷地)。日本列島を構成し、本州の北に位置する面積77,981.87km²の島で、日本列島四大島の一
島名は律令制における五畿七道の各道に倣って新設された北海道による。 北海道は、北海道本島の他、利尻島、礼文島、奥尻島、天売島、焼尻島、渡島大島、渡島小島等の属島をその領域に含む。択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島も北海道の領域の一部だが、1945年にソビエト連邦が占領し、現在も同国の後継国家であるロシア連邦の実効支配下に置かれており、現在、日本の施政権が及んでいない。
北海道には180の市町村(35市130町15村)、64の郡がある(この他、北方領土に5郡6村がある)。北海道では、森町が「まち」である以外は、町は全て「ちょう」、村は全て「むら」と読む。
島としての北海道
面積77,981.87 km²(日本では本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さく、樺太よりやや大きい。南の本州とは津軽海峡で隔てられているが、青函トンネルにより鉄路で繋がれている。北は宗谷海峡を隔てて樺太と向かい合い、東には千島列島が連なり、間接的にではあるがロシアと国境を隔てている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれており、周辺には対馬暖流とその分枝である津軽暖流・宗谷暖流、及び親潮と東樺太海流が流れている。
北海道は大きく分けて胴体部にあたる菱形の部分と、南西の半島部(渡島半島)よりなる。
胴体部は南北に蝦夷山系と呼ばれる山地群が貫き北海道の脊梁を成している。蝦夷山系は南の日高山脈に始まり、東の石狩山地・北見山地と、西の夕張山地・天塩山地に分岐しており、この二列の間には富良野盆地・上川盆地・名寄盆地等の盆地列が形成されている。頓別平野からこの盆地列を通り、鵡川の河谷に抜ける低地帯を北海道中央凹地帯と呼ぶ。
北海道東部は千島弧の延長である知床半島や阿寒の山々が、それぞれ北東-南西の山列を成しながら全体としては東西に伸びている。この北側は北見山地からなだらかな傾斜が海岸近くまで続き平野は少ないが、南側では十勝平野、根釧台地等の大平野が形成されている。
渡島半島に続く地域は、石狩湾から石狩平野、勇払平野を通って太平洋へと抜ける石狩低地帯である。ここには人口約190万を抱える札幌市や、千歳市、苫小牧市等が並び、北海道で最も人口が集中する地域となっている。渡島半島は東北日本弧内帯の延長部にあたり、石狩低地帯の西に位置する南西部山地、その南に黒松内低地帯、更に南には渡島山地がある。
北海道の主な高峰は、蝦夷山系と千島弧の会合する中央部の石狩山地(大雪山連峰、十勝岳連峰等)と、その南に続く日高山脈に集中している。最高峰は大雪山の旭岳で、その標高は2,290mである。南西部山地には「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山等の山がある。 北海道の一級水系の流域図
一級水系
- 石狩川
- 天塩川
- 十勝川
- 釧路川
- 網走川
- 常呂川
- 湧別川
- 渚滑川
- 留萌川
- 沙流川
- 鵡川
- 尻別川
- 後志利別川
おもな湖
- 阿寒湖
- 大沼
- 屈斜路湖
- サロマ湖
- 支笏湖
- 洞爺湖
- 摩周湖
- ウトナイ湖
- 網走湖
- 能取湖
- 風蓮湖
北海道の位置
- 東端:東経148度53分59秒(択捉島ラッキベツ岬)
- 西端:東経139度20分16秒(渡島大島西端)
- 南端:北緯41度20分58秒(渡島小島南端)
- 北端:北緯45度33分19秒(択捉島カモイワッカ岬)
気候
気候は道南から道央沿岸部にかけて西岸海洋性気候が見られるほか、道東や道北など多くの地域は亜寒帯湿潤気候で、夏と冬の温度差が大きく冬の積雪は根雪となる。道内全域が豪雪地帯、一部地域は特別豪雪地帯になっている。
天塩山地、石狩山地、夕張山地、日高山脈、那須火山帯の各山麓及び西側は日本海側気候、それ以外の地域は太平洋側気候となっている。
海洋性気候
宗谷地方・留萌地方・石狩北部・後志北部・後志西部・紋別地方・網走西部・網走東部・根室地方・釧路南東部・釧路南西部・十勝中部・十勝南部・胆振地方・日高地方・渡島地方・檜山地方
内陸性気候
上川地方・空知地方・石狩中部・石狩南部・羊蹄山麓・北見地方・網走南部・釧路北部・釧路中部・十勝北部
気温は夏冬とも一般に日本海側で高く、オホーツク海・太平洋側で低い
- 日本海側は冬季には低気圧や気圧の谷の他、季節風による降雪が多く、太平洋側・オホーツク海側は冬季には低気圧や気圧の谷のみによる降雪が殆どであるが、強い冬型の気圧配置で季節風が山岳を越えて降雪することがある。
- 太平洋側では夏には霧が発生する。
- 内陸の盆地部は気温の年較差が大きく冬季には記録的な低温を示すことも多い。
- 道南地域は道内では最も温暖で東北地方と似通った気候であり植生も類似している。
北海道地方には梅雨がないとされ、気象庁でも北海道の梅雨入りは発表されていないが、梅雨前線が北海道にかかり、2週間ほどぐずついた天気になることがある。これを蝦夷梅雨という。
また、台風の襲来も少ない。台風として上陸するのではなく、温帯低気圧となってから上陸することが多い。ただし、温帯低気圧は台風と異なり、温度差がエネルギーのため、台風に持っていた温かい空気と北海道以北の冷たい空気との温度差が大きくなるため、発達し、道内に被害を与えることがある。
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更新日:2009年11月 1日
